生活習慣、ストレスが大きな要因になっている事があります。

ホルモンバランスの気になるお話

ホルモンバランスは環境で変化します。

HOME » ホルモンバランスとは » 女性ホルモンバランスって何?

女性ホルモンバランスって何?

女性の一生をコントロールする2つのホルモン

二種類のホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)は卵巣から分泌されるのですが、これらのホルモンの分泌は排卵と密接な関係があります。
エストロゲンは月経期から排卵が起こるまでの間(卵胞期)に卵巣内で育っていく卵胞から分泌されるものであり、プロゲステロンは排卵してから生理が来るまでの間(黄体期)に卵胞が変化して形成される黄体から分泌されるもの(同時にエストロゲンも分泌されます)であるため、排卵がきちんと行われているかどうかによってホルモンの分泌状態に変化が起こるものです。
エストロゲン、プロゲステロンは子宮内膜に対して着床の準備をするように働きます。エストロゲンは子宮内膜を増殖させて内膜に厚みを持たせるように作用し、プロゲステロンは厚みを持った子宮内膜に栄養分が行き渡るように作用します。このような形で、もしも受精卵が着床してきた場合にはその受精卵を育てていけるだけの環境を提供して、受精卵が着床するのを待っているわけです。そして、もしも受精しなかった時には、排卵からおよそ2週間後になると黄体は自然に退縮するようになっているため、黄体から分泌されている両ホルモンともに急激に減少し、その結果子宮内膜が一斉に剥がれ始めるために出血が起こって生理になる、というわけです。
この排卵を含む一連の変化は、常に脳内の間脳という部分によって調節されており、そのため精神的ストレスや環境の変化、肉体的ストレスなどによる間脳への影響が、もろに卵巣に影響しやすく、結果として卵胞や黄体の働きを左右することになり、そこから分泌されているエストロゲンやプロゲステロンにも影響することになります。つまり、精神的ストレスなどがこれら二種類のホルモンの分泌量に変化を来すので、それが「ホルモンのバランスを崩す」ということになります。これらのホルモンは、子宮内膜を増殖させ受精卵の発育に適した環境を整える働きを持っていますが、このどちらのホルモンが不足しても子宮内膜の剥脱を招いて出血を起こす可能性があります。精神的ストレス等が不正出血を起こす原因になるというのはこういった理由からきているのです。

ホルモン量は時期で変化します。

エストロゲンは女性を創るホルモンです。思春期になると分泌量が急速に増え、第2次性徴を迎えて女性らしい体が形成されます。30代後半から少しずつホルモン調節のバランスが乱れはじめてきて、卵巣の機能は衰えてきます。エストロゲンには、コレステロールの増加を抑える役割もあり、男性と比較して女性が動脈硬化になりにくいのは、このホルモンのおかげです。骨にカルシウムをたくわえるという重要な役割もあります。閉経後に女性が骨粗しょう症を起こしやすくなるのは、主にエストロゲンの減少が原因です。

プロゲステロンは妊娠に関係するホルモンです。排卵後に卵胞が黄体に変わると卵巣から分泌されはじめ、子宮内膜に受精卵が着床しやすくする役割があります。妊娠すると胎盤ができあがるまで卵巣の黄体から分泌が続き、その後は胎盤から分泌され続け子宮の状態を安定させます。妊娠しなかった場合は、排卵後約2週間で分泌は止まり、いらなくなった子宮内膜ははがれて排出されます。これが月経です。

女性のライフサイクルは主にこの2つの女性ホルモンによって、女性らしい体と健康、そして妊娠に対応できる環境が調整されています。女性のライフサイクルが、思春期・成熟期(妊娠可能期)・更年期・老年期と変化するのも、これら女性ホルモンの影響によるものです。それだけに女性の一生をコントロールするのは、女性ホルモンだということができます。

ホルモンは身体の働きを促す大切な役割をしています

ホルモンバランスと体調不良
女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)のバランスが乱れると、さまざまな体調不良が起こりやすくなります。
<月経>
月経前には女性ホルモンのバランスが変化するため、いろいろな変調を及ぼすことが少なくありません。イライラ、気分の落ち込み、集中力の欠如、頭痛、興奮などの月経前症候群(PMS)です。また、体重が増えたりすることもあります。これらは病気ではないので、適度の運動をしたり、ゆっくり入浴したり、自分に合った改善方法をみつけることが大切です。状がひどいときには、放っておかず婦人科で検査を受けるようにしましょう。
月経と月経のあいだの中間期出血も、ホルモンバランスの変化によるものです。1~3日間程度少量の出血が粘液に混じる場合は心配ありませんが、不正出血がつづくような場合には、ホルモンの分泌異常や無排卵の可能性も考えられます。基礎体温を記録して婦人科を受診してみましょう。

<ニキビなど肌荒れ>
思春期にはホルモンバランスが不安定なため、月経不順などを起こしやすく、またニキビや多毛といった症状も出やすくなります。このような症状は、年齢とともに解消されていきます。ただニキビは、不潔にしていると炎症を起こしてしまうので、きちんとしたケアが必要です。
夜更かしや睡眠不足といった不規則な生活は、身体のリズムが乱れ、女性ホルモンの分泌にも影響を及ぼします。その結果、皮膚の血行が悪くなったり、潤いがなくなったりして、肌荒れ(大人のニキビ、吹き出物)や脱け毛などの症状に繋がることがあります。仕事や人間関係でストレスが続くような場合にも、同じような症状が現れます。こうした症状は、まず自分の生活を見直してみることです。放置していると、月経不順などの原因にもなりかねませんので注意しましょう。

<毎日の食生活>
偏食は女性ホルモンのバランスを乱し、身体に悪影響を及ぼす場合があります。乳ガンや子宮ガンといったホルモン依存性のガンの発生に繋がっていきます。肉類やバターなどの動物性脂肪の多い食事ばかりしていると、ホルモン依存性のガンになりやすいと考えられています。毎日の食事には変化をつけ、魚類や野菜を取り入れたバランスの良い食事を心がけましょう。
また無理なダイエットをして女性ホルモンのバランスを崩してしまう人も増えています。栄養バランスの乱れが主な要因となっています。倦怠感、疲れやすい、貧血気味といった症状がある場合は要注意。短期間で急激に体重を落とすケースは最も危険な行為です。月経がこなくなってしまうこともありますから、短期間で急激に体重を落とすといったことは絶対にさけてください。

<更年期のホルモン>
個人差はありますが、40歳前後から女性ホルモンの分泌量が減るため、更年期障害が起こりやすくなります。月経不順のほか、ほてりやめまい、頭痛、イライラ、うつといった不定愁訴といわれる症状です。最近はストレスなどの影響で、若い世代でも同じような症状に悩む女性がいます。
骨量も減ってくるため、腰痛や膝痛、骨粗しょう症などにも注意が必要です。女性ホルモンの働きを補う大豆食品や、カルシウムを補給する食材を積極的に摂るよう心がけましょう。また女性ホルモンが減ると、血管内にコレステロールがたまりやすくり、コレステロール血症も急増します。

<体内ホルモン>
体内には、女性ホルモンのほかに甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモン、成長ホルモンなど数多くのホルモンがあります。脳内物質のセロトニンや糖尿病に関係するインシュリンもホルモンの1つです。ホルモンは相互に関係し合って、健康状態に影響を与えています。最近急増している「うつ」は、ストレスや更年期の影響で女性ホルモンのバランスが崩れるだけでなく、脳内ではセロトニンの分泌も悪化していることがわかっています。

 
コンテンツ一覧
 
ページの先頭へ
HOME » ホルモンバランスとは » 女性ホルモンバランスって何?
HOMEホルモンバランスとはホルモンバランスを改善しよう!ホルモンバランスを崩すとちょっと難しいお話
copyright c ホルモンバランスの気になるお話 All Rights Reserved.