生活習慣、ストレスが大きな要因になっている事があります。

ホルモンバランスの気になるお話

ホルモンバランスは環境で変化します。

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甲状腺ホルモンのバランス

ホルモンをつくって分泌する内分泌系のしくみと働き

エストロゲン(卵胞ホルモン)
40年以上も前から、のぼせ、情緒不安定、不眠症など女性の更年期の症状の治療薬として使用されています。シワや肌質、髪質を改善し、若々しさを与えます。また女性の骨粗ショウ症やアルツハイマー病、心臓病、鬱など加齢に伴う病気を防ぐ効果もあることが証明されています。

プロゲストロン(黄体ホルモン)
子宮、副腎から分泌され、エストロゲンとのバランスをとることで、エストロゲンの持っている効果を高めます。抗炎症効果、緊張や不安などを取り除く効果。子宮ガンの予防効果があります。また、サイロイドホルモンの働きを助け、月経をスムーズにし、性欲を改善します。女性の精神を落ち着かせる「心地よい」ホルモンです。

テストステロン(男性ホルモン)
男性の活力の源です。男性は通常40歳から45歳くらいテストステロン値が減少し、男性更年期障害が起こります。テストステロンは、男性に性欲や仕事などへのバイタリティーを与え、気分を改善し、自信を与えます。また、心臓病、前立腺疾患、肥満、アルツハイマー病を防ぐ効果があります。男性だけのホルモンを考えられていますが、女性にとっても、肌を美しく保ち、性欲やバイタリティーを保つ上で重要です。

サイロイドホルモン(甲状腺ホルモン)
甲状腺から年にわずか小さじ1杯程分泌されるホルモンですが、全身に影響を与えます。細胞の分化、成長、エネルギー代謝全てに関わり、体温調節や細胞機能に大きく影響します。脂肪を燃焼し、コレステロール値を下げて心臓病を予防し、また大脳疾患を防ぎます。欠乏すると疲れやすく、言動が鈍り、鬱になり、風邪などの感染症にかかりやすくなりますが血液検査でも判断が困難です。

ヒト成長ホルモン
究極のヒーリングホルモンです。30代以降10年間で約14%ずつ低下します。体脂肪を減らして、筋肉量、骨密度を増加させます。また、心肺機能、運動能力の向上や、肌を改善する効果、治癒力を高める効果があります。細胞新生を早め、老化の症状を予防します。

DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)
体内に最も多く存在するホルモンで、タンパク質合成を促進して細胞新生、免疫システムの働きを高めます。また、強力な抗酸化作用や脳機能を向上させる効果、ストレス緩和効果、抗ガン効果があります。余分な脂肪やコレステロールを減らすため、心臓病の予防にも効果的です。

メラトニン
「スーパーホルモン」と呼ばれ、脳の松果体で分泌されます。松果体は体内時計の役割をしており、メラトニンが体内リズム、眠りの深さをコントロールします。メラトニンは、快適な眠りを取るために必要とされ、エネルギー生産や免疫システムを活性化します。また、活性酸素の除去効果、ガンの予防効果があることがわかっています。

全身の細胞に作用する甲状腺ホルモンの働き

甲状腺は喉仏の下にある蝶のような形の、およそ直径5cmほどの臓器です。ここで生命活動に必要な新陳代謝を促す「甲状腺ホルモン」作っています。
甲状腺ホルモンは、甲状腺から分泌され、一般に全身の細胞に作用して細胞の代謝率を上昇させる働きをもつ、アミノ酸誘導体のホルモンです。ホルモンの化合物の構造に種差はなく、分泌腺の形状、分泌様式などは非常によく保存されていて、生存に非常に重要なホルモンであるといえます。甲状腺ホルモンは、甲状腺の甲状腺濾胞の壁をつくっている濾胞上皮細胞で合成・分泌されます。甲状腺ホルモンの分泌様式は、細胞外にホルモンの前駆体を貯留するという点で非常に独特なものです。

甲状腺は、体の化学反応を促進する速度(代謝率)を制御する甲状腺ホルモンを分泌します。甲状腺ホルモンは2通りの方法で代謝率に影響します。1つは、体のほとんどの組織を刺激してタンパク質を作らせる方法、もう1つは細胞が使う酸素量を増やす方法です。甲状腺ホルモンは、心拍数、呼吸数、カロリーの燃焼率、皮膚の修復、成長、発熱、受胎力、消化など多くの生命活動に影響します。
甲状腺ホルモンには、T4(チロキシン)とT3(トリヨードサイロニン)の2種類があります。T4は甲状腺でつくられる主なホルモンで、体の代謝率を上げる効果はあるとしても極わずかしかありません。その代わり、T4はさらに活性の高いT3に変換します。T4からT3への変換は肝臓やその他の器官で行われます。T4からT3への変換は、その時々の体の要求や病気の有無を含む多くの要因によって制御されています。
甲状腺ホルモンを作るために、甲状腺は食べ物や水に含まれるヨードを必要とします。甲状腺はヨードを取り入れて甲状腺ホルモンに加工します。甲状腺ホルモンが使われると、ホルモンに含まれる少量のヨードが放出され、甲状腺に戻り、甲状腺ホルモンをつくるために再利用されます。不思議なことに、甲状腺は血液中のヨード濃度が高くなると甲状腺ホルモンの放出をやや減らします。
体には甲状腺ホルモンの量を調節する複雑なメカニズムがあります。まず、脳の下垂体のすぐ上にある視床下部が甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンを分泌して、下垂体に甲状腺刺激ホルモン(TSH)をつくらせます。TSHは甲状腺ホルモンをつくるように甲状腺を刺激します。下垂体は血液を循環する甲状腺ホルモンの量が多いか少ないかによって、TSHの放出を加速するか減速するかを調節します。
甲状腺はまた、骨がカルシウムを取り込むのを助け、骨の強化に役立つカルシトニンというホルモンを作ります。

バランスを崩した甲状腺ホルモンの病気

甲状腺ホルモンの作用は、甲状腺ホルモン受容体蛋白質を介して起こると考えられています。甲状腺ホルモン受容体は、全身のほとんどの細胞に発現しており、その標的器官は全身のすべての細胞といえる大事なホルモンです。そのため、甲状腺が働きすぎてホルモンを大量に出したり、また逆にホルモンが足りなかったりすると、甲状腺の病気となります。

甲状線異常のサイン
抜け毛が増えた、爪が伸びるのが早くなった、首が腫れてきて洋服の襟がきつい、目が見開いたようになる、などの症状は甲状線ホルモンの分泌が異常であることを示すサインです。正常になれば、これらの症状はおさまってきます。

バセドウ病
甲状腺ホルモンが過剰に分泌される甲状腺機能亢進症の代表的なものにバセドウ病があります。体内で甲状腺を刺激する物質である自己抗体ができ、そのために甲状腺が刺激され、甲状腺ホルモンを大量に分泌します。精神的には、落ち着きがなくなり、イライラや不眠、体重が減ってしまう人や、逆に食べ過ぎて体重が増えてしまう人もいます。手足の振るえ、眼球突出、動悸、甲状腺腫脹、多汗、体重減少、高血糖、高血圧などを起こします。
出産後や更年期の女性に多く見られる症状で、うつ病や更年期障害と間違われやすい病気です。

甲状腺機能低下症
甲状腺ホルモンの分泌が不足する状態で、喉仏の下全体が腫れているような症状です。痛みがあるわけではないのですが、放っておくと、新陳代謝が低下して、すべてが老けていくような症状がでてきます。無気力で頭の働きが鈍くなり、物忘れ、いつも眠い、受け答えがゆっくりになる、冷え、むくみ、皮膚の乾燥、抜け毛などの症状がでます。怠け者やうつ病と間違われることもあり、高齢者では痴呆の原因の1つにもなります。
代表的なものに慢性甲状腺炎(橋本病)があります。全身倦怠感、発汗減少、体重増加、便秘などを生じます。

 
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